キャンプ酒
栃木県栃木市西方町「飯沼銘醸 特別本醸造 杉並木」」
日光杉並木街道から由来する酒銘は一見栃木市西方町とは関係が無いように思われるが京都朝廷が日光東照宮への往来の為に通された日光例幣使街道の宿場町「西方宿」として栄えていた所だ。「杉並木」は県産米と県酵母、大谷川の伏流水で優しい辛口の酒として作られている。

飯沼銘醸の商品と言えば「姿」が有名だけれど久々のキャンプで持ち出してみたのが「特別本醸造 杉並木」。時期が真冬ということもあり燗酒を想定した選択で初めて飲んでみる酒。まずは冷やでやるとかなりスッキリとした味わい。淡麗辛口で燗にしてみたが抑え気味の酸味で旨い。

この日は笑`sA4君にてホッケを焼きながらの焚き火晩酌を楽しんだ。
とにかく寒くて熱燗も一気に冷めるほどで瞬く間に四合瓶が空いてしまうハイペースだった。
栃木県宇都宮市「宇都宮酒造 特別本醸造 四季桜はつはな」

柳田・美山錦等 精米60% alc15% 

「たとえ小さな盃の中の酒でも、造る人の心がこもっているならば味わいは無限です」これは宇都宮酒造さんの酒づくりのモットー。
辛口淡麗で口内の広がり キレの良さとほのかな甘みが特徴

四季桜の中で無難に冷やから燗まで美味しく楽しめるオールマイティーとして選んでみた。ほんのりとした米の旨味と香りキレの良い後味を楽しみながらシシャモを炙る。寒い夜には燗酒を相手にじっくり1人を楽しもう。
栃木県矢板市「森戸酒造 純米酒 尚仁沢」

県産五百万石 精米65% alc15%
利き水コンテストで日本一に輝いた尚仁沢の湧水を100%仕込み水に使い厳冬に低温でじっくり醸し出した軽くなめらかな純米酒。

泊まったキャンプ場近くの蔵元.
仕込み水の「尚仁沢の湧水」もキャンプ場からほど近い場所にある事から選んだ一本。刺身を肴に冷やで米の旨味とトロッと少しだけ残る口当たりを楽しんだ。夜は焚き火を前に燗酒でひと時。飲み方を選ばないオールマイティーな酒は楽しみ方色々。
栃木県さくら市「株式会社せんきん 仙禽かぶとむし生酒2022」

ドメーヌさくら山田錦 精米50/60 alc.14%
仕込み水と同じ水脈の田圃に作付けした原料米を使用し作られた夏限定の日本酒。

「大人のレモンスカッシュ」と言われる様に口に含んだ時の酸味がスッキリ爽やかな味わいは低アルコールも相まって夏こそ似合う酒に仕上がっている。。テーブルに置いたレインボーカブトムシラベルの可愛さも夏キャンプでの映えポイント。
栃木県真岡市「辻善兵衛商店 純米吟醸無濾過原酒 ひやおろし 世は満足」

雄町100% 精米56% alc.15〜16%
我が地元の酒蔵 辻善兵衛商店のひやおろし

フルーティーで品の良い日本酒。甘みとフルーティーさを感じた後の苦みにキレのある辛口酒。面白いことに低価格帯で美味しい日本酒を造るコンセプトからその年に採れた酒米の中から吟味して高品質で手頃な価格の酒米を使用するのでその年によって使う酒米、精米歩合が違っている。長期低温熟成のまろやかな香りをのんびりじっくり味わいたい。
栃木県宇都宮市「井上清吉商店 特別本醸造 澤姫」

栃木産五百万石100% 精米歩合60% 鬼怒川伏流水 alc.15%
宇都宮市白沢の蔵元 井上清吉商店の看板銘柄「澤姫」

「下野国で若人が醸したまっすぐな酒」と謳う下野杜氏の伝統を引き継いだ若き蔵人たちが醸す日本酒。
芳醇な味わいの辛口酒で冷やでも燗でも味わえる。自分はぬる燗あたりの飲み方が好きで冬キャンプの野燗炉で楽しんでいる。
栃木県日光市「渡辺佐平商店 純米醸造酒 日光誉」

五百石米使用 精米歩合65% 大谷川伏流水 alc.15~16%
蔵元の渡辺佐平商店は日光街道今市宿の街道沿い中心に置かれ観光客もフラッと気軽に立ち寄れ説明を聞きながら試飲も出来る酒蔵。代表銘柄は「純米吟醸 日光誉」。

日光市産の五百石米を麹米に使用し大谷川の伏流水を仕込み水に使った地場産の日本酒。適度な酸味で魚料理にも肉料理にも良く合うと紹介されている。やや辛口の味わいはくどさが無くてオールマイティーな普段飲み出来るリーズナブルな日本酒。
栃木県矢板市「森戸酒造 十一正宗さくら 原酒」

あさひの夢・とちぎ酒14% alc.15%
名水育む那須連山高原山の麓で代々酒作りを繋いでいる。明治7年から続く屋号は「十一屋」。

矢板市産の酒米を使用しサクラの花から純粋培養した天然吟香酵母で醸し上げたまろやかでキレの良い日本酒。自分的には氷を浮かべてオンザロックが一番楽しめる飲み方なのだがキャンプ場では難しいかな?でも美味しく酒を楽しむために苦労するのもまたキャンプの醍醐味ではある。もちろんストレートでもOK.
栃木県真岡市「辻善兵衛商店 純米大吟醸 夢ささら辛口生原酒」

夢ささら100% 精米歩合50% alc.17%
真岡市で200年以上にわたり酒造りを続けて来た酒蔵。鬼怒川の伏流水を仕込み水に、地元産の米を原料に醸す酒は高品質。

栃木県で開発された酒米「夢ささら」で醸した純米大吟醸生原酒」。辛口でマスカットや洋ナシに近い自然な香りとキレの良い生原酒。
栃木県益子町「外池酒造店 吟醸生酒 燦爛」

国産米 精米歩合55% alc.15%
1937年益子町で創業した酒蔵の代表銘柄「燦爛」。最近では未来志向の新ブランド「望」も人気。

華やかなリンゴのような香りとスッキリとした口当たりでほのかな苦味が後味を引き締めてキレの良い飲みくち。
栃木県真岡市「辻善兵衛商店 純米吟醸 雄町 槽口直汲み生」

雄町100% 精米歩合56% alc.17%
「飲んだ全ての人に幸せを感じてもらいたい」の思いを込めて醸す蔵元は鬼怒川の伏流水を使用した地元酒「桜川」、純米以上の「辻善兵衛」「蔵元の名を冠した「辻寛之」の銘柄がある。

この「純米吟醸 雄町 槽口直汲み生」は無濾過生なので雄町の果実のような香りとほのかなガス感で甘味と旨味が強く後味がスッキリした美味しい酒。純米、軟水仕込みならではのソフトな口当たりと透明感のあるキレ味が楽しめる。
栃木県さくら市「株式会社せんきん 仙禽雪だるま しぼりたて活性にごり酒」

山田錦100% 精米歩合50/60 alc.13%
毎年冬の時期に販売される季節限定酒。ラベルの可愛い雪だるまのイラストと相まって冬の風物詩とまで言われ気がある。にごり酒でありながらきめ細かなシルキーな飲み口で米の粒感は感じない。吹き出しに注意しながら開栓すると爽やかな香りがする。口に含むとシュワシュワと強めのガス感が印象的で柔らかい甘味が広がる。つぶつぶ感のあるにごり酒が苦手な方にもお勧め出来る酒。
栃木県益子町「外池酒造店 無濾過生原酒 特別純米彗星 望」

彗星 精米歩合60% alc.16%
栃木県益子町の外池酒造店の未来志向ブランド「望」から無濾過生原酒。北海道産の酒米「彗星」の旨味を醸した酒。
甘い香りがフルーティー。サラッと軽く甘い口当たりの後に酸味が広がる。スッキリした飲み口は和食に合う。今回も「タイの刺身」と「サケの西京漬」で杯が進んだ。
栃木県小山市「西堀酒造 純米吟醸 門外不出」

国産米 精米歩合55% alc.15%
小山市旧4号国道沿いに建つ蔵元は明治五年創業。蔵元の代表銘柄「門外不出」は名前の通り9割以上が県内で消費され県外流通はほとんど無いと聞く正に門外不出の酒。
口当たりがやわらかく米の旨味が感じられる。後味はスッキリしている。冷やから香りが飛ばないぬる燗あたりまでがおすすめとのこと。
栃木県矢板市「富川酒造店 無濾過原酒 純米吟醸 忠愛」

美山錦 精米歩合55% alc.16〜17
矢板市南部で名水100選尚仁沢を支流に持つ荒川沿いにある創業大正2年の蔵元。銘柄には「忠愛」と「富美川」の2種があり「忠愛」の銘々には創業当時の忠君愛国精神の時代背景がある。
白桃や洋ナシを思わせる香りが口中に広がりふくよかな旨味とキレの良さが長めに続く余韻が心地よい。
栃木県矢板市「森戸酒造 特醸酒 たかはら」

国産米 alc.15
那須連山高原山より湧出する酒造好適水と栃木県産契約栽培米を100%使用。厳寒に低温長期醗酵でじっくりと醸しあげ熟成し蔵出しとなったやや辛口の酒。(「たかはら」ラベルより)
米の味わいを感じながらもキリッとした飲み口で後味がさっぱりしている。冷やからぬる燗までツマミに合わせて飲み方を変えるのも良い。

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